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EAT YOU UP(素敵なハイエナジー・ボーイ / ダンシング・ヒーロー)
'86年にアンジーが歌う曲の邦題は「素敵なハイエナジー・ボーイ」でしたが、荻野目洋子が曲名を「ダンシング・ヒーロー」でカヴァーしNHK紅白歌合戦に出場するほどのヒット曲になったため、日本ではそちらのほうが馴染みが深いです。
〜I'm gonna eat you up,spilt you up. And run you round into the ground.(あなたを喰らい尽くし、八つ裂きにしたい。そして地面にひれ伏して立ち上がれないようにしたい。)・・・燃えカスになるまでボロボロにしてやりたいという、遊ばれた女が男に対して怨み辛みを激しく歌っている曲です。〜Son of a bitch now!(この野郎!冗談じゃない!)といった合いの手が入っているなど、聴いていて恐ろしい歌です。(汗)
ちなみに、ハイ・エナジーという音楽ですが、英国の「レコード・ミラー」誌がチャートで、ハイ・エナジーではなくユーロ・ビートという言葉を使い出してからは、ユーロ・ビートで定着したようです。ユーロ・ビートはダンス・ディスコ・ミュージックですが、ノリがいいので、クルマで湾岸道路をかっ飛ばすのにもよく合うのでよく聞いていました。また、現在のユーロ・ビートは'80年代のユーロ・ビートよりもテンポが速く激しくなっており、TVアニメ「頭文字D」のバトル・シーンでもBGMなどでも効果的に使われているようですね。

'59年、イギリス、マンチェスター生まれ。17歳の頃からクラブ・シンガーとしてイギリス、オランダ、スゥエーデンで歌い始めた。21歳の時、BBCのタレント・スカウト番組に出演がきっかけでレコード・デビュー。