80年代洋楽ヒット曲集

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HONESTY

52nd Street

発表されたのは'70年代ですが、素晴らしい名曲なので、'80年代にもずっと聴かれ続けました。ネッスルやソニー、三井住友銀行などのCMに使用されています。〜Honesty is such a lonely word. Everyone is so untrue. Honesty is hardly ever heard. And mostly what I need from you.(誠実、それはとても孤独な言葉だ。誰でもみんな嘘をつくもので、誠実な人なんて滅多にいない。でも君にはまず誠実であって欲しい。)・・・正座して聞きたい曲。そして、ただ聴くだけでなく、ビリー・ジョエルが言っていることをあれは歌の世界だからと自分には関係ないような捉え方をするのではなく、自分の事として、真剣にその事を考えたいと思います。


JUST THE WAY YOU ARE(素顔のままで)

ビリー・ザ・ベスト

アルバム「The Stranger」に収録 ビリー・ジョエルの出世作でもあります。'78年度のグラミー賞で最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞を受賞しています。 トヨタ自動車「エスティマ」のCMに使用されていますが、邦名「素顔のままで」とは絶妙に訳しています。君は変わる必要もないし着飾る必要もない。今の君のありのままでいい。そんな内容がとても優しく歌われていて、聴いていてこちらも肩の力が抜けて心地よい気分になります。
この曲を含めて多くの名曲が'85年のベスト盤「ビリー・ザ・ベスト」に収録されているのですが、個人的にはそれひとつあれば、ビリー・ジョエルの名曲はほとんど網羅されているように思います。


PRESSURE

The Nylon Curtain

私の中ではビリー・ジョエルの曲のなかで一番好きな曲。彼らしい優しい歌い方でもなく、メロディアスなピアノでもない。でも好きなのは、ちょうど私は受験勉強の時期でもあったことや、部活動でレギュラーをとらなきゃとか試合に勝たなきゃとか、多くのプレッシャーを感じていた時期だったからかもしれません。それで当のビリー・ジョエルはというと、この曲や収録アルバムの「ナイロン・カーテン」を製作していた'82年は数多くのトラブルに見舞われています。オートバイ事故を起こし左手首に重症を負ったり、マネージャーでもあった奥さんのエリザベス・ウェーバーとの仲がこじれていたり、(翌年、財産の半分の慰謝料で離婚)など、彼には相当の相当なプレッシャーが圧し掛かっていたことは想像に難くありません。それだけに、当時のビリー・ジョエルの心情がかなり正直に出ているので、当時の私は共感したのかもしれません。


SAY GOODBYE TO HOLLYWOOD(さよならハリウッド)

Turnstiles

'75年のアルバム「ニューヨーク物語」(邦名)に収録されています。同アルバムにはこの曲の他「ニューヨークの想い」などを収録しています。
サヨナラは確かに寂しい。しかしチャンスを掴むためにそうしなければいけないこともあるんですね。なんと言うか・・・、卒業式的な別れの寂しさが、気持ちがものすごく伝わってきます。やはり、歌がヒットする要件はテクニックや斬新さではなく、このような想いの強さなんでしょう。自分の気持ちに正直でなければこのような想いは表現できないな、と改めてビリー・ジョエルの偉大さを感じさせられる一曲です。


THE STRANGER

THE STRANGER

ホンダ自動車CR-Vデビュー時のCMとしても使用されました。イントロの口笛がとても印象的で、哀愁を誘います。誰でも隠しておきたい自分の顔を持っている。特に男女関係においてその部分は複雑で、その機微を本当に上手く表現しているように思います。昔、トヨタ自動車から「友達以上、恋人未満」なんて絶妙なキャッチ・コピーで売り出したこともありますが、この歌は内容としてはそのもう少し大人版かな、と思います。って、別にクルマの説明をしているわけではないけれど、クルマって、デートではクルマは密室空間なのですがそのBGMは、ストレートな恋愛ソングでは気まずかったり、ハード・ロックでは興ざめしたりするので、ビリー・ジョエルの曲って、そういう意味ではすごく使いまわしがいい曲が多いと思います。




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PROFILE

'49年生まれ。ニューヨーク州出身。子供の頃はクラシック・ピアノを習っていた。バンド活動やデビュー即引退など苦労を重ね、'73年「ピアノ・マン」で再デビュー。'70年代半ば〜'80年代にヒット曲が多い。ヒット曲は50曲以上。発表アルバム20枚以上。


DISCOGRAPHY