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DO YOU REALLY WANT TO HURT ME (きみは完璧さ)
〜Do you really want to hurt me Doyou really want to make me cry (本当に僕を傷つけたいの?本当に僕を泣かせたいの?)切々と歌い上げるこのフレーズは記憶に残り、嫌なことがあった時にふと、口ずさんでしまいそうです。
ボーカルのボーイ・ジョージという人はやはり不思議な魅力をもった人で、男性が聞くと、なんだか女性に歌われているような感じも受けるし、逆に、女性が聞くとやっぱり男性に歌われているようにも感じるわけです。この男性でもあり女性でもあるというか、どちらともいえない部分が、男女に関わらず共通する人間の感情の本質部分を、まるでピエロのように、悲哀を表現しているように思えます。女装というよりも、ピエロのコスチュームをまとっているように感じた人は私だけでなく案外多いのではないでしょうか。
KARMA CHAMELEON (カーマはきまぐれ)
おカマが歌っているから「おカーマはカメレオン」だと思っていた人は・・・すみません。私だけですね。〜Karma Karma Karma Karma Karma Chameleon. You come and go you come and go. Loveing would be easy, if your colours were like my dream. Red, gold and green, Red, gold and green.(もしあなたの色が私の夢のようならば、愛することは簡単なのに。赤、金そして緑)・・・それにしても派手な色ばかりで、カメレオン本来の、姿を隠すための中間色迷彩色なんてというものは一切ないわけですが、それにしてもとにかくこの歌に登場する彼女の超気まぐれぶりがものすごく伝わってきます。個人的にはこの振り回され方、ワガママぶりを歌った恋愛ソングは、罪がないので、尽くして尽くして貫き通す愛の歌より好きです。

'81年、イギリスのロンドンで結成。
バンドの中心人物は奇抜な女装とそれに似合わない(?)な力強い歌声が魅力のボーイ・ジョージ。ビジュアル面で注目されることが多かったバンドであるが、ラテン、スカ、ソウルミュージックやモータウンの影響を受けた曲の秀逸さでも評価される。
ボーイ・ジョージ(Boy George)ボーカル
ジョン・モス(Jon Moss)ドラム、リーダー
ロイ・ヘイ(Roy Hay)ギター
マイキー・クレイグ(Mikey Craig)ベース
ボーイ・ジョージは薬問題や監禁などでゴシップ面を賑わせることのほうが多くなってしまいました。