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THIS TIME I KNOW IT'S REAL(イッツ・フォー・リアル)
The Journey: The Very Best of Donna Summer
'78年から'80年の三年の間にシングルリリース10曲あり、全く他を寄せ付けない独走状態でした。そんなわけで、ドナ・サマーの場合はリリースは'70年代でも、'80年代前半のディスコではガンガン曲が流されていたので、'80年代の音楽と言ってもほぼ正解ではないかと思います。
THIS TIME I KNOW IT'S REAL（これこそ、本当の愛だと私には確信が持てる。）〜What would I have to do to get you to notice me, too.(どうしたらいいの？あなたの気をひきたいの。)抽象的な内容の歌で、ホィットニー・ヒューストンもそんな歌が多いのですが、圧倒的な歌唱力でその曖昧な歌を情感豊かな一級品まで引き上げてしまう。もし、この曲がもっと詳細に、例えば、あなたと偶然街で会って･･･云々、部屋の写真が･･･云々と、この愛がどんな愛でといった内容を詳しく説明していたとしたら、その説明に終わってドナ・サマーの歌が小さなものになってしまう。そんな意味でも、ドナ・サマーの魅力を十分引き出した、ドナ・サマーだから歌える歌ではないかと思います。
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'48年生まれ。マサチューセッツ州出身。幼い頃から聖歌隊に参加、'ジョルジオ・モロダーのプロデュースにより'75年デビュー。ディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれて君臨した。
主なヒット曲は「ホット・スタッフ」「愛の誘惑」「恋はマジック」「マッカーサー・パーク」「バッド・ガール」「情熱物語」「イッツ・フォー・リアル」「アイ・ウィル・ゴー・ウィズ・ユー」「ラスト・ダンス」など。