




HOLIDAY
マドンナのデビュー曲。アルバム「バーニング・アップ」
に収録。チャカチャカと軽いリズムの軽快なディスコサウンドに乗せてマドンナが甘い歌声で、〜Holiday! Celebrate!(祝日!お祝いするの!)と耳に心地よく爽やかで、後々のドスやシャウトが効いた挑発的な歌い方とは違い、これもまた良いと思う。
LIKE A VIRGIN
2枚目の同名アルバム、名プロデューサー、ナイルロジャースによるヒット作。like a virgin(処女のように)ということは、処女じゃないからそういう表現になるんだろうなあと、純情なる若かりし日、そんなことばかり考えていました。〜Like a virgin, hey!の「hey!」の部分の声が裏返ったマドンナの声にクラクラして痺れていました。・・・ってそんな話はおいといて・・・。って「like a virgin」という言葉自体は普通の男なら、ベッドの上で男を喜ばせるために処女を演技をしているのではと考えがちなのですが、また、マドンナの強い悪女的な個性から想像するとそうなると思うのですが・・・。しつこい。(汗)
実際のこの歌の内容は、「打ちのめされてくたびれ果ててふさぎ込んでいた私をあなたが生き返らせてくれた。救ってくれた。あなたの愛に優しく包まれて不安のかけらもない私。あなたに抱かれているとドキドキして心臓の鼓動が伝わってきて、この純粋な気持ちはまるで処女のようね。」です。
それにしても、そんな内容の曲だからこそ、純情なる若かりし日(笑)の私は、歌っているマドンナの刺激的なポーズとその歌詞の内容のギャップからくる矛盾感に完全に幻惑されてました。自分で勝手に。。。

MATERIAL GIRL
ポップスのヒットメーカー、ピーター・ブラウン作曲で、マドンナにしては異色の作品と言われます。アルバム「LIKE A VIRGIN
」に収録されています。
〜I am a material girl.(私は物欲に左右される世俗的な女の子。)私達は物質社会に住んでいるんだもの。結局、お金を持っている男の人がいいわ。いろんな男の人がいるけど、自分の「pennis」のことしか考えていない人からは遠ざかるわ。って、曲名の「material girl」の意味はともかく、一瞬、ほんの一瞬の一言ですが、その卑猥とも思える言葉がマドンナのキュートな声で発せられていたのですから、英語との出会いがアダルト・ビデオとプロレスという品のない身としてはわかりやすく、それでいて刺激が強くてたまらない歌でした。

'58年ミシガン州デトロイト郊外のベイシティ生まれ。
エンターテイナーとしての成功を夢みて'78年ニューヨークに移り、さまざまな職につきながら歌や踊りのレッスンを続け、'82年デビューした苦労人。
'80年代の「セックス・シンボル」、「マリリン・モンローの再来」とも言われたが、その才能は単なるアイドルにとどまらず、したたかな自己アピールと流行を取り入れたスタイルでヒット作を連発し、時代をリードし、大スターとなる。
'90年代になるとクリエーターとしても手腕を発揮、プロデューサーとしての活躍。マーヴェリック・レコードを設立して新人の発掘、他、女優としての活躍など、世界で最も成功した女性アーチストである。