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WHO CAN IT BE NOW?(ノックは夜中に)
〜Who can it be now?(一体誰?今頃)・・・こんな夜中にドアをノックするのは誰?そんな経験は誰しもあるかと思いますが、ものすごい不安感が襲ってきます。どこかへ連れ去ろうとしているのか?出るべきかシカトするべきか、など、最近は電話なら着信履歴とか残るからまだ安心感あるけど、それでも夜中の来訪者っていうのはなんとなく、自分が寝ぼけているんじゃないかとか、何かあったのか、など現実感があまりなかったり、日常ではなく非日常の感覚があるものだと思います。その雰囲気が、曲の中ではちょうどいいテンポ・・・つまり極端にスピード感があるわけでもなく、スローでゴージャスでもなく、奇抜な音もなく、逆にそうだから、シンプルにサックス・ソロとかドラムなどが心地いいのです。極端な個性もないのでありふれたような曲という印象もありますが、個人的にはこのくらいが落ち着いて好きです。

PROFILE
1979年、メルボルンにて結成・デビュー。'81年のアルバム「Business as Usual」が好調で'82年に世界進出。「ノックは夜中に」、「ダウン・アンダー」の2曲の全米No.1ヒット、グラミー賞最優秀新人賞受賞。リック・スプリング・フィールドやエア・サプライなどとあわせてオーストラリアのロックを指して「オージー・ロック」なる言葉も生まれた。'85年に活動を停止。
DISCOGRAPHY