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AI NO CORRIDA(愛のコリーダ)
〜Ai no corrida, that's where I am. You send me there. You dream is my command. Ai no corrida, I find myself. No other thought. Just you and nothing else. You and nothing else.(愛のコリーダ。そこに僕はいる。君がそこに僕を送り込んだ。あなたの夢が私への命令です。愛のコリーダ。私はもうあなたの事以外何も考えられない。もう私にはあなたの事しか。)・・・サビの部分を訳しはしましたが、これはもう歌詞の域を超えて呪文のレベルに達しているフレーズなので、一般人がとやかく言える曲ではありません。言うなれば、ポップ・ミュージックの神の言葉。〜You thrill me, half kill me That's what you do.(快感に震え、もう死にそう。全ては君がしてくれたこと。)そんな熱い内容を盛り上げる熱い曲のつくりは、流行とかそういうものは関係なく、ストレートにリスナーに想いが伝わってきます。
それとあわせて、クインシー・ジョーンズを映画でインスパイヤした大島渚監督もすごいと思います。なぜ、クインシー・ジョーンズが「LOVE」ではなく、日本語の「愛」という言葉を選んだのか。その重みも考えさせられるのではないでしょうか。

'33年生まれ。イリノイ州シカゴ出身。アメリカを代表する音楽プロデューサー、作曲家。'50年代から第一線で活躍を続け、グラミー賞などの賞を多数受賞している。ジャズ・ボサノバの巨匠。
'60年代はレスリー・ゴーアの「涙のバースデイ・パーティー」を、マイルス・デイヴィス、フランク・シナトラらのプロデュースを手がける。'自身の曲のほか、
マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」をプロデュース、また、アメリカのスーパースターが一堂に会して録音したチャリティー曲「ウィ・アー・ザ・ワールド」のプロデュースも手がけた。
2003年クインシー・ジョーンズ生誕70周年ベストアルバムがリリースされる。