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I JUST CALLED TO SAY T LOVE YOU(心の愛)
'84年の映画「ウーマン・イン・レッド」からのヒット曲、ていうか、映画よりもこの曲のほうがヒットして、曲のほうでアカデミー歌曲賞、ゴールデングローブ賞を受賞しました。このサントラには6分を超えるフル・バージョンが収録されているので、この曲が好きならスティーヴィー・ワンダーのベストアルバムだけでなく、迷わずこのサントラを手に入れてください。つまりそれだけシアワセな気持ちになれる時間が長いということです。〜I just called to say I love you. I just called to say how much I can.(アイ・ラヴ・ユー が言いたくて電話しただけなんだ。僕の気持ちを伝えたかっただけなんだ。)今日はありふれたなんでもない日。だけど真実がある。僕はどうしてもこの三つの言葉を君に伝えなければいけない。・・・ここで言う三つの言葉とは、言うまでもなく、「アイ・ラヴ・ユー」ですね。すごくこの歌、心に響きます。今日は特別な日でも何でもなく、ありふれた日なんだけど・・・というところなんか、すごいいいです。
個人的には、テレサ・テンがカヴァーしているのですが、そちらのほうもなかなか捨て難く、聴いていただきたいところなんですが・・・。私はなぜかそちらはシアワセを通り過ぎて涙があふれそうになります。
OVERJOYED
Overjoyed、それは「喜びに満ち溢れる」と言う意味ですが、そうなるにはどうすればいいとこの歌は歌っているのでしょうか。その答えはココに書かないでご自分でこの曲を聴いて確認して欲しいところなのですが、書いちゃいます。彼はこう歌っています。〜Although you don't believe that they do. They do come true for did my dreams come true when I looled at you. And maybe too, if you would believe. You too might be Overjoyed, over loved, over me.(君は信じないけど、夢は叶うんだ。現に僕の夢は君を見た時に叶っているしね。もし君もそれを信じるならば、喜びに満ち溢れ、愛に包まれて、僕のことを愛してやまない。)・・・夢は実現すると信じて疑わないこと、それは引き寄せの法則の核となっている部分でもあるのですが、愛とは一体何だ?幸せとは一体何だ?喜びに満ち溢れるって?? そういった諸問題への回答、あるいは解決の糸口を、この歌を通じて、スティーヴィー・ワンダーは教えてくれています。是非もう一度あなたもこの曲を聴いて、彼と一緒にそんな事を考えてみてください。
PART-TIME LOVER
トゥッ・トゥッ・トゥッ、トゥッ・トゥットゥ・トゥルルー・・・って、スティーヴィー・ワンダーがリズムをとり始めたら、私も思わずノッってしまって、トゥッ・トゥッ・トゥッ、って口ずさんで、首を固定して上体を揺らしてしまいます(笑)。僕と彼女は昼間は他人のフリ、でも夜になると恋人同士、つまり時間制の恋人。他人には秘密なんだ。でもそれで幸せなんだ・・・って歌っていたかと思うと、昨晩、突然一人の男が僕の家を訪ねてきた。彼は僕に取引を持ちかけた。君と僕はパートタイム・ラヴァーだけど、彼と君もパートタイム・ラヴァーなんだね。そんな内容のコミカルさ、というか哀しさ・・・。やっぱりそのどうしようもなくやるせない気持ちを表現すると、トゥッ・トゥッ・トゥッ、ってなるんでしょうかね。・・・個人的にそんな身に覚えはないのですが他人事に思えないような気がして、なぜかすごく印象に残ってしまう一曲です。

'50年、ミシガン州出身。早くから天才児として騒がれて9歳でレコード会社と契約、12歳でデビュー。半世紀に渡りヒット曲を出し続けており、全米ポップ・チャートでNo.1ヒットが10曲、R&B部門では19曲のNo.1ヒットを放っている。その他No.1にはならなかくても記憶に残る名曲を多く発表している。アルバムも数十枚発表。。