




AFRICA
人気のスタジオ・ミュージシャンということはつまり、プロが指名する演奏のプロ。プロ中のプロというわけで、言わば、寿司屋のオヤジがあそこは美味いと自らお金を払って食べにいく寿司屋みたいなもの。タイガー・ウッズが使っていいるゴルフクラブをナイキから買うのではなくナイキの下請けで実際に作っている製造工場に製作してもらうようなもの。そんな音楽を直接、素人である一般人が聞かせていただこうというわけですから本当は2倍以上の価値があってもおかしくないはずです。熟練のテクニックと緻密に計算された音がそこには詰まっているはずです。しかし、私も洋楽の一ファンとはいえ素人の域を出ませんので、すごい!すごい!と言われてもTOTOの本当の素晴らしさは素晴らしすぎて、実際にはこの曲は私には普通にしか聞こえません。従いまして、ワタクシめなどはただ、ただ、神のように崇め、すごいんだ〜と聞かせていただくだけです。「上善水の如し」とは言いますが、TOTOの本当の良さをわからない自分のレベルに悔しい思いをしています。なお、赤いアルバム「TOTO W」は史上初グラミー賞7冠をもたらしています。
ROSANNA(ロザーナ)
「TOTO W」からはAFRICAとこのROSANNAが特に有名ですね。〜Meet you all the way Rosanna, Yeah.(いつもお前といたい。ロザーナ。)内容的にはありふれた恋愛ソングですが、何度聴いても飽きの来ない、素晴らしい曲だと思います。飽きがこないということはすごいことで、「いつも聞きたい。ロザーナ。」です。

'77年にロサンゼルスのスタジオミュージシャンであるデヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロを中心に結成。ハードロックからプログレッシブ・ロック、ジャズ/フュージョンといった様々なスタイルの曲を発表。'80年代においてはアメリカン・ロック・サウンドのお手本とも言われ、TOTOの影響を受けたミュージシャンは多い。