80年代洋楽ヒット曲集

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CLUB TROPICANA

Fantastic!

〜Let me take you to the place where membership's a smiling face.(君を連れて行きたい場所があるんだ。そこでは笑顔が会員証さ。)〜Club Tropicana, drinks are free. Fun and suntan!(クラブ・トロピカーナ ドリンクは無料。楽しいし太陽が一杯!)・・・ポイントは、まだ彼らはクラブ・トロピカーナへ行っていません。夢のような楽園に、笑顔が爽やかな青年が行こうよ!って、ナンパをしている歌なのかどうかはわかりませんが、これから行こうという楽しい場所をワム!の二人が説明してくれている歌です。でも、それだけで、既に気持ちはクラブ・トロピカーナに既に行ってしまう。その想像力をかきたててくれる表現力、たとえ話の仕方がすごい歌なのです。なんたって、「笑顔が会員証」なんて言い廻しは本当に感動モノだと思います。まるで自動車のトップ・セールスマンが「このクルマは〇〇馬力で〜」と説明して売ろうとするのではなく「このクルマでアクセルを踏み込むとシートに背中がギューーッ!と押さえつけられますよ」とイメージを伝えて購買意欲を掻き立てる、そんな感じです。そして、それを上手く雰囲気させるテンポのいいメロディです。


LAST CHRISTMAS(ラスト・クリスマス)

ラスト・クリスマス

〜Last Christmas I gave you my heart. But the very next day you gave it away. This year to save me from tears. I'll give it to someone special.(去年のクリスマス、僕は君に僕のハートを捧げた。でも、まさに次の日、君はそれを放り出した。今年はもう涙を流したくないから、誰か他の特別な人にあげることにするよ。)ちょっと悲しい内容なのですが、そのせつなさからきっと今年のクリスマスは・・・という期待とともに、もしまた君が僕の前に再び現れたら・・・という、複雑な心境を歌うドラマチックな曲。もう、クリスマス・ソングの定番となっているので説明するまでもなく、このページを見てくれている人の一人一人に、それぞれの想い出がある曲かもしれませんね。


WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GO
 (ウキウキ・ウエイク・ミー・アップ)

Make It Big

出かけるんなら僕を起こしてよ!ヨーヨーみたいに宙ぶらりんになっている僕をおいて行かないで。僕だってハイになりたいんだ。・・・ワム!の曲にはその背景になにかしら楽しいものを想像させるものがあります。それは、自分で想像するだけでなく、そのイメージを他人に伝え、他人の想像までかきたてるものなのですが、これを「才能」というのでしょうね。そして、それを歌に仕上げてしまう。ただ感覚や感情を述べるだけでなく、韻を踏むなど極めて計算もしている曲のつくりとそのノリを伝える表現。あまりそれまでのアーティストにはいなかったタイプで、売れた要因だと思います。




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PROFILE

'81年、ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリー がデュオとして活動を開始。トレーナーに短パン、日焼けした笑顔にキラリと光る白い歯が爽やかで、アイドル的な人気を博した。ルックスだけでなく実力も十分。「バッド・ボーイズ」「フリーダム」が日本でもCMソングに使われるなどポップな曲が多数ヒットした。なお、「ケアレス・ウィスパー」はジョージ・マイケルのソロとして採り上げます。'86年、デュオとしてはやり尽くしたとしてお互いにソロ活動を開始。


DISCOGRAPHY