「80年代洋楽ヒット曲集」のウエブページへようこそ。
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うろ覚え、記憶があいまいでも、お探しの曲が見つかるかもしれません。

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このページは、1980年代のアメリカやヨーロッパでのヒット曲を中心に紹介していくページです。できるだけアルバム名と曲名を紹介するだけでなく、いい曲を一曲ずつ、気になる歌詞の部分や歌の内容、この曲を聞くとどんな気分になるかといったところもコメントし、試聴やアルバムジャケットなど楽しめるものはできるだけ取り入れたいと思います。
選曲については偏っていたり、一部、個人的な思い入れや'80年代に大きな影響を与えているといった理由などから、'70年代や'90年代の曲も入ることがありますがご容赦ください。またその曲についての個人的印象を書いているため、必ずしも世間一般の評価とは同じではなかったり、あなたの解釈と違っていたりする部分もあるかと思いますが、その辺りは、個人的趣味のホームページ運営のため、どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。
第二次世界大戦後のミュージック・シーン
〜なぜ'80年代はヒット曲が多いのか。
ポップ・ミュージック・シーンの歴史を紐解くと、第二次世界大戦後、
'50年代のオールデーズと言われる黄金期があり、続いて'60年代のビートルズやローリング・ストーンズといったブリティッシュ・バンドなどの活躍がありました。常にヨーロッパのミュージック・シーンが世界をリードする存在でした。しかし、'69年「オルタモントの悲劇」と言われる、ストーンズのライブで観客の黒人青年が警備員に惨殺されるという事件。またその後も各地のライブ会場でもドタバタが続いたこと。そして、ビートルズの解散など悪い材料が立て続けに起こり、夢の時代は一つの節目を迎えることになります。
そして'70年代前半、この時代は、'50年代を卵期'60年代を幼虫期とするとサナギの時期だったとも言えます。その後の'80年代と比して華やかさでは一歩譲ります。しかし、サナギの殻の中で確実に進化と成熟をしている時期だった、そんな時代だったのでしょう。あるいは、ベトナム戦争をはじめ、世界的に戦争の緊張ムードが漂い、景気的にミュージック・シーンもその影響で今ひとつ盛り上がる雰囲気ではなかったのかもしれません。確かに、個別には、エルトン・ジョンや、ブルース・スプリング・スティーンといった、一万人のコンサート会場を沸かせることができるようなパワー溢れるアーティストはおりました。しかしまだメディア的にも音楽という「商品」が大流通するようになるにはもう少し時間が必要でした。
'70年代後半になると、ロック市場が充電期間を終えたかのように、過充電された部分からバチバチと火花を散らし始めます。ボブ・ディランによる大規模ゲリラ・ツアーの開始や空前のディスコ・ブームによるサタデー・ナイト・フィーバーのヒットなど新しい時代に向けて、ミュージック・シーンの盛り上がりも大きくなっていきました。
'80年代のミュージック・シーン 〜百花繚乱の時代

そして'80年代になり、世界で最も大きい消費市場であるアメリカがレーガン大統領の元、戦争の傷跡から経済的に立ち直りを見せ始めました。くしくも音楽専門有線放送「MTV」('81年開局)もはじまり、MTVで、もともと先進的なヨーロッパのロックグループがそれまで抑え付けられていた戦争反対の思いを強くアピールするなどの大ブレイク。また、メッセージ性の強い個性的で衝撃的なミュージックだけでなく、華やかなダンス・ビートや、ニューヨークブロンクスから生まれたヒップホップやラップと言われるダンス・ミュージックも大ヒット、シンセサイザーによるコンピューター・ミュージックの進化・発展とともに、多くのプロモーションビデオが製作され、放送され、そこからマイケル・ジャクソンやプリンス、シンディ・ローパーといった大スターが生まれてくる時代となりました。
日本でも、MTVと時を同じくして'81年、TVで「ベストヒットUSA」放送開始。アメリカで人気のポップスや最新のヒットチャート、話題の楽曲の紹介する番組がはじまりました。小林克也氏のテンポいいDJと流暢な英語にあわせてプロモーションビデオを紹介する番組で、当時、ビデオクリップを買うお金がない人の多くの若者は、この深夜番組を欠かさず観てプロモーションビデオを録画して楽しんでいたようです。
'80年代の洋楽はそんな時代背景もあり元気一杯です。だから、それを知らない世代にもその元気一杯の雰囲気が受け入れられるのでしょう。このページは、そんな'80年代のヒットソングを中心に紹介するページです。
また映像メディアによる音楽市場の拡大においてはプロモーション・ビデオ・クリップだけではなく、「フット・ルース」や「愛と青春の旅立ち」「トップ・ガン」「ロッキー」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」といった映画の主題歌、挿入歌として多くの曲がリリースされ、大ヒットしているのも大きな特徴です。テーマ・ソングとして映画館に多くの人の足を運ばせ、またビデオ・DVDとして多くの人に観てもらうことにより、繰り返し繰り返し、その曲が楽しまれることになりました。また、それら人気洋楽のカヴァー曲が日本ではTVテレビドラマの主題歌として数多くリリースされ、「スチュワーデス物語」や「スクール・ウォーズ」などが人気を博したこともあり、そのオリジナル曲を求めて、それまで洋楽をそれほど聴かなかったような人の中にも洋学にに興味を持つ人が多くでてきている傾向も一部あります。

そして'80年代後半から'90年代へ
'80年代も終盤になると、日本ではバブル期と言われる時期を迎えます。それは阪神タイガースが優勝しての経済効果が発端だったのかもしれません(笑)。証券会社へ就職した大卒女子新入社員でも、大した仕事もしていない入社後3ヵ月後に手にした夏のボーナスが80万円、なんてこともあったそうです。景気高揚から日本各地にディスコ、今となってはもはや伝説となりつつありますが、「マハラジャ」「キング&クイーン」の進出、またミニスカ・ボディコンのオンナにつられてオトコたちもディスコへ足を向けました。そんなこんなで、「ブーム・ブーム」を中心として、ダンス・ミュージックであるユーロ・ビートが日本で本場のヨーロッパ以上に流行りました。また、この頃あわせて黒人系のラップやヒップ・ホップ系も世界的に本格的に流行りはじめます。
・・・ちなみに、'90年代のミュージック・シーン
しかし夢のような時代は長くは続かず、湾岸戦争の勃発による世界的な緊張状態、日本のバブル崩壊、また音楽界としても、大人気を誇っていたクイーンのフレディ・マーキュリーが'91年にエイズで死去するなど、'80年代を支えていた洋楽ファンとしては暗い材料も多く、次第に熱も冷めていくことになるのです。そしてM.C.ハマーも「倦怠期です」と空耳ながら、そう聴こえるように歌う時代になっていくのでした…。(汗)
そして'90年代になると'80年代のエンターテイメント偏重の商業主義的できらびやかな音楽を批判する動きもでてきます。特にロックにおいて、ロックはもともと歴史的にも反主流の精神を身上としていることもあり、わかっちゃいねえ奴らにまでに媚びて買ってもらうことはないという思想より、グランジ・ロックと言われる世代が出現するようになりました。ちなみに日本ではグランジというと、音楽よりもファッション(ヒザに穴があいたジーンズや薄汚い感じの古着ファッション)が定着しました。グランジ・ロックの代表格はニルヴァーナ。シアトルで活躍し、'90年代前半はカリスマ的な人気を誇ります。(その事が逆にボーカル・ギター担当のカート・コバーンを、スターとして売れていく現実の自分と自己イメージとのギャップの葛藤に苦しませ、彼はショット・ガンで自殺するという皮肉な一面もありますが・・・。)
また'90年代のミュージック・シーンの特徴として、'80年代のスター達に影響を受け、夢を見て育った世代、特に女性アーティストの活躍はめざましく、現在ではセレブと呼ばれる人達も多く出現しています。'80年の洋楽を語るにあたり、そのあたりの影響も、個人的趣味(汗)として採り上げる必要があると思っています。


- ABBA
- AFTER THE FIRE
- A-HA
- AIR SUPPLY
- AL YANKOVIC
- ANGIE GOLD
- AQUA
- ATLANTIC STARR
- BANANARAMA
- BAND AID
- BANGLES
- BEE GEES
- BELINDA CARLISLE
- BEN E.KING
- BERLIN
- BERTIE HIGGINS
- BILLY JOEL
- BILLY OCEAN
- BODY HEAT
- BON JOVI
- BONNIE TYLER
- BOYS TOWN GANG
- BUCKNER & GARCIA
- CHARLENE
- CHICAGO
- CHRISTOPHER CROSS
- COO COO
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- DARYL HALL & JOHN OATES
- DAVID BOWIE
- DAVID LEE ROTH
- DEAD OR ALIVE
- DEBBIE GIBSON
- DEEP PURPLE
- DICK ST.NICKLAUS
- DONALD FAGEN
- DONNA SUMMER
- DURAN DURAN
- EARTH, WIND & FIRE
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- EURYTHMICS
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- FRANK ZAPPA
- GAZEBO
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- GLORIA ESTEFAN & MAIAMI SOUND MACHINE
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- IRON MAIDEN
- JOE COCKER & JENNIFER WARNES
- JOHN O'BANION
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